森本千絵さんからのメッセージ
先日は「途上の家」で無伴奏プログラムを演奏できるチャンスに恵まれて、ヴァイオリニストとして大変有意義でした。とてもお洒落な空間で、贅沢な気持ちで演奏させていただきました。私の立つステージから、2階席のお客様を眺めたり、1階席を覗くと、まるで夫々のグループが空中の雲に乗って、別の雲に乗る私の演奏を聴いて下さっているような、幻想に浸る楽しさを感じました。演奏の後にお酒やお食事で和む時間も、とても柔らかに日が暮れて、キャンドルの演出も美しく、大変楽しいひと時でした。素晴らしい演出で私の演奏を盛り立てて下さったこと、嬉しかったです。また「途上の家」で皆さんにお会いできる日を楽しみにしています。
スタジオ・シンフォニカから一言
昨日は多数のご来場ありがとうございました。おかげさまをもちまして盛況のうちに終了させていただきました。演奏中かなり蒸し暑くなってしまい申し訳ありませんでした。この時期のコンサートの場合できるだけ遅い時間にイベントを開催するよう心掛けますので・・・さて管楽器出身の私としては弦楽器の音の美しさを間近で認識できる素晴らしい機会になりました。音圧、音の広がりなどなど。全方位的に音が広がる弦楽器の方が特定の指向性を持つ管楽器よりも、むしろこの直線的な空間に合っているのでは?と感じました。森本さん、本当にお疲れ様でした。その細い体のどこにあのパワーが・・・また素晴らしい音楽を聴かせてください。シャコンヌ、やはり美しいですね。